あなたの記憶を、映像に。

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岡山の卒業ソング「消えん」の歌詞を掲載しています。

「消えん」は、岡山弁で「消えない」という意味を持つ言葉です。
卒業しても、場所が変わっても、毎日会えなくなっても、教室の空気や帰り道の会話、友達と過ごした時間は簡単には消えない。そんな想いを込めた楽曲です。

消えん

作詞:廣瀬高之

朝の匂いがいつもと違う
誰もそれには触れんけど
くだらんことで笑う声が
妙に遠うに跳ね返る

机の脚のぐらつきとか
窓の外の工事の音とか
嫌いじゃったもんばっかりが
今日はやけに離れんのよ

黒板の字は雑なままで
最後までうちらっぽいな
ちゃんとせえよって笑うたけど
ちゃんと終わるんが腹立つわ

消えん 消えん
こんなん消えるわけないじゃろ
帰り道のどうでもええこと
そればっか耳に残っとる

何者でもなかったけぇ
ここまで本気でおれたんよ

うちらの春はきたなく燃えて
きれいごとじゃ終わらんのじゃ

写真に写らん瞬間ほど
あとででーれー残るんよな
息できんほど騒いだ日も
黙ったまんまの夜もある

話さんかった時期もあった
別に終わりじゃなかったのに
そういうことを今さら言うても
間に合わん気がするけぇな

先のことなんかわからんし
立派になる気もまだせんわ
それでもここを出ていくんは
負けたみたいで嫌なんじゃ

消えん 消えん
うちら消えるような日々か
投げたチョークも 眠い朝も
全部まとめて残っとる

離れたあとでわかるような
もんばっか増えていくんじゃろ

じゃけど今はそれより先に
終わる感じが気持ち悪い

先生の声がうるさいとか
制服だるいとか言うとった
二度と戻らんもんに限って
なんであんなに雑に触るんじゃろ

春はきれいで嫌いじゃ
やさしい顔して奪うけぇ
まだここにおるつもりのもんを
勝手に次へ連れていく

消えん 消えん
こんなん消えるわけないじゃろ
お前らとおった空気ごと
体ん中に刺さっとる

何者かにはならんでも
消えんもんだけあればええ

うちらの春は傷みたいに
この先ずっと残るんじゃろ

消えん 消えん
今日で終わりでええわけない
泣けもせんし 笑えもせんし
ただ風ん中で立ち尽くす

うちらはたぶんこの先でも
今日を何回も思い出す

そのたんび少し腹立って
そのたんびちょっと救われる

大切にしているフレーズ

「消えん」という言葉には、時間が経っても消えない記憶や、忘れたくない春の空気を残したいという想いを込めています。

この曲は、きれいな思い出だけでは終わらない卒業の感情や、あとから心に残ってくる何気ない時間を歌った卒業ソングです。

曲を聴く

楽曲「消えん」のフル音源はこちらからお聴きいただけます。

YouTubeでの公開も予定しています。公開後、こちらのページにリンクを掲載します。

YouTube:準備中

楽譜・演奏用素材について

「消えん」は、歌う、演奏する、合唱する、弾き語り、カバー、アレンジなど、さまざまな形で使っていただける楽曲を目指しています。

楽譜・演奏用素材は、準備が整い次第、この公式サイトでご案内します。

映像コンテストについて

「消えん」映像コンテストでは、楽曲「消えん」を使った映像作品を募集しています。

募集テーマは、あなたの中にある“消えん記憶”。

卒業、教室、部活、帰り道、友達、先生、家族、地元の風景など、忘れられない時間や想いを、映像にしてご応募ください。

映像の長さは問いません。SNSに投稿した作品でも応募できます。原曲音源の使用、歌唱、演奏、合唱、弾き語り、カバー、アレンジでの応募も可能です。